韓国・済州道の社会福祉法人と済州MBC放送が、在日済州人一世の生活困窮者にたいして、支援金の支給と済州訪問支援を14年間にわたり行ってきましたが、今年で最後ということで、その評価会に出席してきました。サンボラムの利用者様たちも14年間お世話になってきましたので、代表して感謝の気持ちを伝えてきました。
済州の人びとが善意でしてくれた寄付金は14年間で、日本円で1億1千万円になるそうです。在日済州人一世たちが、故郷済州の発展に多大な寄与をされてきたことを、済州の人びとが忘れず、その恩返しとして集められた寄付金です。
サンボラムの利用者様達にとっては、寄付金よりも、故郷・済州の人びとが、自分たちのことを忘れていないということを、少しでも実感できたことに本事業の最大の意義があったのではないかと思います。