故郷の雰囲気を少しでも味わえるような、
そんな居場所を提供したい

理事長

高 敬一

こう きょんいる

理事長高 敬一

在日コリアン高齢者に「自由なサービスの選択」を

介護保険制度の基本的な理念は、サービス利用者に「自由なサービスの選択」と「自己決定」を尊重することです。

しかし在日コリアン高齢者は日本人のお年寄りとは違い、特殊な歴史性・社会性・民族性をもっているため、一般的な介護サービスではなかなか対応が難しいという状況があります。
「韓国の食事がしたい」「韓国語で話しがしたい」「韓国民謡を歌って踊りたい」などといった欲求は、ごく自然のものであり、その思いを叶えるために本来ならば在日コリアン高齢者にも「自由なサービスの選択」と「自己決定」が尊重されるべきなのですが、残念ながらそのような思いに対応できる介護サービスが少ないのが現状です。

在日コリアン高齢者たちは、日本の朝鮮植民地支配によって、自分の意志とは関係なく渡日し、戦後もさまざまな理由から日本に定住せざるを得なくなりました。

「共生社会」の実現に向けて

日本での生活は決して楽なものではなく、民族差別と貧困の中、苦労して子どもたちを育て、底辺の仕事を担い、それこそ日本社会の沈め石となりながらも、日本社会の発展に貢献してきました。今の日本社会の基盤を築いてきたのは日本人だけではないのです。 そんな在日コリアン高齢者たちにせめて老後は出自を隠すことなく、安心して、帰れなかった故郷の雰囲気を少しでも味わえるような、そんな居場所を提供するのが、私たちサンボラムのめざすものです。

ハラボジ・ハルモニ(おじいさん・おばあさん)たちが、 「最後は日本に来てよかった」「生きがい(サンボラム)をもつことができた」「苦労ばっかりやったけど今は幸せ」と感じてもらえるような心休まる居場所を提供していきたいと思います。 そして…世代が代わり、社会状況が変わっていく中で、サンボラムは確固たる理念と、これまで培ってきた経験を基に、「共生社会」の実現に向けてこれからも取り組んでまいります。

介護風景

ブログ

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